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◆2006/04/15
何て言いますか、ちょっと前から無性に181系ディーゼルに乗りたい、DML30の水平対向12気筒+ターボチャージャー音が聞きたいという欲求が大きくなっていました。で、気がつくと羽田から飛行機に乗っていた……というわけでして。ええ、欲求を抑えられない時の私はこういうモノです。(ぉ
さて、今回のスタート地点は鳥取になります。まずは鳥取から普通列車で浜坂に向かうのですが、おっと、その前にJR西日本ご自慢の187系ディーゼルとご対面しておかなければなりません。

JR西日本最新鋭のディーゼル特急車、187系。
…………
……………………
ええと、そのですね、ものすごく素っ気ない顔つきだと思うのは私だけでしょうか。だってほら、

普通列車用のキハ121と殆ど同じ顔じゃないですかー。(笑
もっと“特別なもの”として、せめて顔ぐらいは凝って欲しいかなと思います。
というわけで、まずは鳥取12時18分発の532Dで浜坂に向かいます。本線筋の普通列車ですが、そこはそれ、やはり山陰本線ということで車両はキハ121の単行です。案の定、発車直前に高校生たちが押し寄せ、立ち客で満員の状態で発車です。

キハ121車内。
20分前にホームに行ったので席は確保出来ました。
初めて乗るこのキハ121ですが、発進加速はなかなかのモノです。変速もスムーズで、あっという間に直結4段まで入ります。また減速時のシフトダウン(?)も楽しく、乗っていて楽しい車両ですね。聞くところによるとエンジンや変速機は特急車両のキハ187と同じモノらしく、なるほど、性能的には従来車とは比較にならないわけですか。もっとも、キハ40系列の重々しい加速と「ドガンッ」とくる変速ショックは、今となってはかえって懐かしいですが。
そんな走りを楽しみながら、定刻13時04分、浜坂着。そのまま、はまかぜを待つことにしましょう。

浜坂駅の列車案内板には、まだパタパタが健在でした。
先ほどの列車は、そのまま鳥取に折り返していきます。
13時16分、大阪からの「はまかぜ1号」のヘッドライトが見えてきました。

…………
……………………
キハ181系キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
もう何年ぶりの対面なのか、前回逢ったのはいつだったのか、全く覚えていません。
ちんじゅうオンラインさんのレポでは今まで通りのヘッドマークを付けていたようですが、今回は「播但線100周年」記念のヘッドマークが取り付けられていました。4月に取り替えられたんでしょうか。

横の行先表示、「浜坂行き」の文字が消える前にと思っていたら、両方向記載のタイプでした。orz…
ま、はまかぜでしか使われていない車両ですし、これで充分なのかも。

この型の特徴、屋根上にズラリと並んだ放熱器が迫力を増大させます。
これが長大編成なら半端じゃない迫力なのですが、4両編成だとその威力も半減ですか。

出発準備完了!!
画像を見ると「キハ181 22」とありますが、この車、去年まで「いそかぜ」で使われていた車両のようです。運転席窓下をよく見ると、うっすらと国鉄特急色塗り分け跡が見えます。って、わざわざ塗り替えなくてもいいというか、どうせなら他の車両を国鉄特急色にしてもらいたいと激しく思うのですが……JR西日本のいけず。(マテw
13時30分、定刻に発車です。発進時、今の車両では味わえない「ドドドドドドッ」という音と振動が、車体を震わせると同時に私の気持ちもピークを迎えます。ああ、やっぱりこの音って好きですわー。
しばらく走って餘部駅を通過、いよいよ餘部鉄橋です。
それでは、皆さんに餘部鉄橋通過時のムービーをご覧頂き―――
…………
……………………
ゴメンナサイゴメンナサイ、ムービーを撮っていたつもりだったのですが、単に「撮っていたつもり」だけになっていたようです。orz…
皆様、使い慣れないカメラを使う時は、あらかじめテストするなり、使用時の感覚を前もって叩き込んでおくことをお勧めします。私の場合、どうやらシャッターを押したつもりが実は押していなかったらしいですし。ううぅ。
代わりに、と言ってはなんですが。

14時05分、竹野駅にて。
関東では散ってしまった桜が、竹野では満開でした。
さて、今回乗車した車両ですが、

ええ、そうです。グリーン車です。
理由は簡単。だってほら、

シートが国鉄時代のままだったんですもの。(ぉぃ
シート表面こそ張り替えられて色が変わってますし、多少というかかなりヘタッていましたけど、座り心地は間違いなく国鉄時代のもの。座った瞬間、お尻が「テラナツカシス」と笑っていましたからー。(何?
いえ、普通車の座席が国鉄時代オリジナルのまま、つまりリクライニングしない平べったいロマンスシートだったら、間違いなく普通車にしたんですけど、よく見かけるJR普及品に替えられていましたので。
でも、今回は趣味的な面でこちらを選びましたけど、普通に乗る場合、この座席でプラス4000円を余計に払うのはバカというものでしょう。サンダーバードのグリーン車と同じ料金を払わなければならないなんて、ぼったくり以外の何者でもないでしょうし。その証拠に、経済観念がしっかりしている大阪の人にこの車が受け入れられるわけが無く、浜坂から大阪まで乗客はついに私一人だけでしたから。
まぁ、別な見方をしますと、浜坂〜大阪の4時間、
4000円でキロ180を貸し切ったかと思うと、
あまり高いとは思えなくなるから不思議です。(笑
ちなみに、

こんな所の作りも昔のままです。
左上端に見える『便所使用知らせ灯』、懐かしすぎて涙が出てきますわ。
また、便所や洗面所も昔のまま、特に洗面所の蛇口はレバーを常に倒していないと水が出ないタイプで不便としか言いようがありませんが、当時はこれが当たり前だったし何も感じなかったんですよねぇ。何て言うか、客の乗ることが少ないこの車両(キロ180)には「1円たりとも金はかけられません」というJR西日本の態度が見えてくると言ったら言いすぎでしょうか。
途中の国府で、福知山線経由の「北近畿7号」と交換、あちらのグリーン車はリニューアル車らしく、3列の巨大なハイバックシートになっていました。思わず、羨ましさに指をくわえながら見つめてしまう私の姿が。(笑
列車は山陰本線をゆっくりとした速度で東に進みます。山岳線特急車のエースとして、大出力エンジンを武器に華々しくデビューした181系ですが、今となっては色褪せてるとしか言いようがないでしょう。60km/h程度のノンビリとした速度で走る姿は、ハッキリ言ってトロイとしか言いようがないですし、先ほど乗った普通列車のキハ121の方が余程速く感じますから。もっとも、別な言い方をすれば、この車両独特の重厚さは、今の車では絶対に味わえません。
和田山で山陰本線から別れて播但線に入ります。ですが、

やっぱり乗客は私ひとり。
時代遅れの座席ですが、そこはやっぱり腐ってもグリーン車(酷い言い方w)。シートピッチは広くて足元には余裕がありますし、リクライニングの角度もかなり深く倒れます。後ろの人に気兼ねすることなくリクライニングをフルに倒せば、それなりにゆったりすることが出来ます。何より「貸切」ですしね。(笑

播但線内を疾走―――と言えるほどスピードは速くなく。(えー
播但線の主要駅にこまめに停まりながら、16時08分定刻に姫路到着です。山陽本線のホームは、つい最近、高架化されましたが、こちらの播但線と姫新線は未だに昔のホームを使っています。でも、こっちの方が雰囲気あって好きだなぁ。

姫路停車中の車内。
相変わらず、乗客は私ひと―――(ry
姫路で列車の進行方向が変わります。これだけのために8分も停まる必要はないと思いますが、これはおそらく頻繁に走っている快速や新快速との兼ね合いもあるんでしょうね。この列車、山陽本線(神戸線)の中では“異端”としか言いようが無いですから。
せっかくなので、姫路発車時のエンジン起動音と車内アナウンスの音を置いておきます。水平対向12気筒のエンジン音と、昔と全く変わらず、懐かしさで涙が出そうになるオルゴール音を堪能して下さいませ。
今のディーゼル車はエンジンが強力でギヤも多段化されているため、低回転で発進しスムーズにギヤを切り替えながら加速していきますが、この車両はトルコンの滑りをフルに利用して発進加速します。また、ギヤも「変速」と「直結」の2段(車でいうなら2速のセミオートマ?)しかありませんので、発進起動時にいきなりエンジン音が高まります。
この列車の最高速度は120km/h、新快速223系の最高速度は130km/h、後から来る新快速の邪魔にならないよう、まるで逃げるように懸命に走ります。特急列車を避けるために懸命に走る普通列車は珍しくないですが、その逆となると、やっぱり笑い話のひとつになってしまいそうですね。
途中の停車駅は、明石、神戸、三ノ宮と新快速より少ないですが、所要時間は1時間8分で新快速より余計にかかります。ちなみに新快速は1時間1分、同じ区間を走るディーゼル特急の「スーパーはくと」は実に53〜54分で走破してしまいます。これこそが、30年間の技術の差なんでしょう。「哀しいけど、これが現実なのよね」と。
懸命に走りながら17時24分、終点大阪に到着です。浜坂では似合っていた181系も、大阪で見ると「古色蒼然」としてしまうのは仕方ないとは言え寂しいものがあります。おそらく、もうそんなに長くはないと思われる車両ですが、故障に悩まされながらも、日本の山岳線特急列車のスピードアップに貢献してきたことは間違いありません。どうか最後の日まで、元気に迫力あるエンジン音を轟かせていて欲しいと願わずにはいられません。
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え? なんで大阪での写真がないんだって?
いえ、どうせ撮るなら隣の北陸線ホームから撮りたいと移動している途中で逃げられてしまったのです。(滅
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や、まぁ、トイレに行ってたのは事実ですけど。(マテや
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