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◆第2部 (2006/02/18)

 第1部からの続きです。

 さて空港から市内へは南国交通のバスです。乗り込む際、運賃箱横にあるカードリーダを見て「あー、去年買った鹿児島のICカード、忘れて置いてきちゃった」と身悶えていたのですが、考えてみれば鹿児島に来る予定じゃなかったんですから、忘れるも何も関係ないよなと自己ツッコミしていたり。

 
 車窓から桜島。色が青いのは着色ガラスのせい。

 行き当たりばったりとは言え、せっかくここまで来たんですから鹿児島見物と行きたいところですが、いかんせん、

 今日の宿を長崎で取っていますし、

 ここでノンビリすると長崎で時間が無くなってしまうということで、すぐ折り返します。ま、今回は乗り回しがメインですし、近いうち『全九州きっぷ(仮)』で来るでしょうから、その時にでもゆっくりしましょ。




 そんなわけで、つばめ12号に乗るため新幹線ホームに向かいます。

 
 鹿児島中央駅、新幹線ホーム。

 

 紆余曲折の末、今回初めての娘さんです。やはり九州を代表する列車であることには間違いないのですが、そんな堅苦しいことを考えるより、中の娘がこんなことをしているかと思うと、なんて言うかワクワクというか、ちょっとドキドキしてきますね。(え?

  
 左の写真は去年の再掲。

 車内の写真は前にも載せましたが、自由席でもちゃんと2+2列シートです。2+2が売りの「ひかりレールスター」でも自由席は2+3列ですし、JR東日本のMAX二階自由席にいたっては、驚きと呆れを通り越して言葉を失ってしまう3+3列ですから、その差は歴然としています。もっとも座席は良くても問題はトンネルばっかりで退屈してしまうことでしょうか。前回乗った時は完全に寝てしまったので、今回はしっかりと起きていたのですが、これなら寝てても大して違いありません。八代海沿いに疾走した「つばめ」の勇姿が今となっては懐かしいです。

 って、そこ、お前が乗ったのは「有明」の時代だっただろとか言わない。

 12号というナンバーを見てお分かりの通り、速達タイプの列車ですので40分ほどで新八代到着、すぐにリレーつばめ12号に乗り換えです。接続時間は3分と短いですが、同一ホームで乗り換え出来ますので全く問題ありません。これがもしJR束だったら―――いや、考えるだけバカバカしいですね。(DMH17は余程JR束がお嫌いのようですw

 
 リレーつばめたん♪(これは当日の列車ではありません、2005年6月撮影)

 混んでいるようでしたら1本落とすつもりでしたが、その必要はなさそうです。

 
 前回同様、7号車に乗車します。

 …………

 ……………………


 はぁぁぁぁ、相変わらず、

 この娘の中は気持ちいいですわぁ。(誤解招くw

 グリーン車でしたら「北のスーパーおおぞら、南のつばめ」という言葉があるぐらい、両者はハイレベルで拮抗して良きライバルになっていますが、普通車だけで見れば勝負は787系にあるのではないでしょうか。カーペットの有無など装備ももちろんですが、283系はビジネスライクな印象が強く、客室に入った時の“特別な雰囲気”は、こちらのが上だと思いますし。

 
 281系、スーパー北斗の車内画像を置いておきます。や、似たようなもんと言うことで。

 そうそう、昔の話ですが、9両編成の「つばめ」(当時)が7両編成の「フレッシュひたち」より乗車定員が少ないと新聞記事になったことがありましたっけ。それだけ余裕を持った造りになっているということですが、つーか、E653系のシートピッチはたったの910mm、実に昭和30年代の151系「つばめ」と一緒で、比べるだけでも失礼というものでしょう。

 
 新八代発車、新幹線との連絡線を駆け下り、在来線と合流します。

 787系には客室中央にラゲッジラックがあり、これがパーティーションの役割を果たし客室を分けています。面白いのは、デッキ寄りの客室と奥の客室とでは明らかに混み具合が違い、手前の方が混んでいます。編成中唯一の喫煙車ということで、自由席と指定席が混在している7号車ですが、指定席がデッキ寄り客室のパーティション付近、つまり車体中央に設定されているため、自由席利用者は無意識のうちに「奥には入りにくい」というのが働くようで、見ていて面白いですね。

 速達タイプの列車ということで停車駅は、熊本、大牟田、久留米、鳥栖のみで、1時間30分ほどで博多に戻ってきました。速いというのは逆に言えば乗車時間が短いとも言えるわけで、ちょっと名残惜しい気持ちを残しつつ彼女とはお別れです。新幹線開業時にはこんなことを言っていた彼女ですが、今ではすっかり馴染んでいるようです。

 
 博多駅でのつばめたん。

 で、この位置から反対側のホームに目をやると、そこにはっ

 
 …………
 ……………………ええと、

 常磐線ですか?(違w

 でも色こそ同じですが、よく見ると車体上部、雨樋付近にも青いラインが入ってるのが常磐線415系とは違います。




 ちょっとお腹が減ってきたのでホームでラーメンを食べてから「かもめ」で長崎に行きます。かもめには「白いかもめ」たんと「ハイパーかもめ」たん(その言い方古いって)の二人がいますが、白い方は車酔いが不安だったのと、未だにハイパーサルーンに乗ったことがないということで、ハイパーの方にしておきます。

 列車は、かもめ37号・みどり21号の二階建てですが、編成真ん中にハウステンボスたんを組み込んだ12両編成です。12両のうち8両がみどり、かもめは4両で何となくイメージ的には逆のような気がするのですが、列車本数はかもめの方が多いので、これでバランスが取れているのかもしれません。

 さて初めて乗る783系ハイパーサルーンですが、この車の最大の特徴は、普通なら車端にある出入口デッキが車体中央にあり、客室がA室とB室とに別れていることでしょう。

 

 と言っても客室内に入ってしまえば、狭い以外はどことなく見慣れた光景、別な言い方をすれば国鉄の匂いを仄かに感じます。シートに関していえば、JR各社で使われているものと同じようですし、何より、その座り心地はお尻がすっかり覚えていますので。

  
 左、JR北海道183DC、右、JR東日本211EC、Tds一階席。

 中に入れた(入った)瞬間、その気持ち良さに一瞬で昇天してしまう他の九州娘達とは違うというか、慣れ親しんでる分、こちらのペースで彼女を責めることが出来ます、って、何を言ってるwww

 自慢の振り子電車じゃないことと、もうすっかり日が暮れている関係で肥前山口〜諫早間がとっても長く感じます。博多発車時点でも少なかった乗客は佐賀で多くが降りてしまっているため、車内の雰囲気は夜遅くの終列車という感じですが、まだ6時台です。ちょっと薄ら寂しい雰囲気に、ちょうど回ってきたワゴンサービスのお姉さんにコーヒーを注文しましょうか。ニッコリと「終わりましたらこちらにお入れ下さい」とビニール袋をくれる細やかさは嬉しいですね。

  
 定刻、長崎到着。手ブレは気にするな。(ヲイ

 改札口を抜け、駅前の歩道橋を上がり駅舎の方を見ます。

 

 …………
 ……………………

 私の知ってる長崎駅じゃないっ!!

 私の記憶にある長崎駅舎は、もっと古びてて三角屋根で―――(いつの話をしてますか?w




 やっぱり長崎なのですから、路面電車を乗り降りしながら夜の長崎の雰囲気を味わい、皿うどん(ちゃんぽんよりこっちのが好きだったり)で軽く夕食をすませ、ホテルに向かいましょう。

 一風呂浴びた後、

 
 リレーつばめの車内で買った「つばめ弁当」を肴にビール。

 
 や、これ、なかなかイケますわよ。

 ビールを飲みながら時刻表を捲り、明日の予定を考える……つもりでしたが、もう眠くなってきたので寝てしまいますか。明日のことは明日のこと、後は野となれ山となれ、気分次第で行きましょうということで、お休みなさい。



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