神奈川縦断路線バスの旅

 何を思ったか、三浦半島の京急三崎口駅から、中央本線藤野駅まで路線バスだけで行ってみました。
 バスヲタが「思う存分バスに乗りたい」と願うと、こんな結果になると言うわけで適当にお付き合い下さいませ。

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◆2004/11/21

 先日読んだ『都バス最長路線の旅』のおかげで騒いでしまったバスヲタの血を治めるためにお出かけ。

 最初は同じ、都営バスの梅70系統に乗ることも考えましたが、それだけじゃ絶対に物足りない(笑)のは確かですし、もっとお馬鹿なことをやりたいというわけで、神奈川の南、三浦半島の京浜急行三崎口駅から神奈川の北、中央本線の藤野駅まで路線バスだけで行ってみることにしました。ええ、もうお馬鹿ですねぇ。

 

 まだ暗いうちに家を出発、横須賀線と京急線を乗り継ぎ三崎口へ。

 

 夜明けの京急三崎口駅。ここが今回の出発点になります。
 何のトラブルもなければ夕方には藤野に着くはずですが、さて。

◆No.1 三崎口駅→長井 京浜急行バス、三12系統

 三崎口のバス停には、釣りのおじさん達がいっぱいいたので1本見送りましょう。

 

 次のこのバスには私を含めて乗客はふたりだけでした。
 ちなみに出発時、姫神の曲が脳内再生されていたのは言うまでもありません。(判る人、いないってw

 10分ちょっとで長井に到着。ここで乗り換え。

 

◆No.2 長井→新逗子駅 京浜急行バス、逗6系統

 この時間なら国道134号も渋滞はありません。
 長者ヶ崎あたりで朝日に輝く海が見られますが、乗客はみんな地元の方なので誰一人として海なんぞ見ません。(笑
 途中からお客が次々と乗り込み、新逗子には満員で到着。

◆No.3 新逗子駅→鎌倉駅 京浜急行バス、鎌40系統

 小坪まわりのこの路線、かなりタイトな道を通ります。
 中にはバス一台がやっとのところもあります。
 道を挟んで片側は逗子マリーナの洒落た感じ、もう片側は漁港というちょっと不思議な風景でした。

◆No.4 鎌倉駅→藤沢駅 江ノ電バス、深沢線

 横浜近辺では江ノ島電鉄(株)本社のバスですが、この辺では分社化された江ノ電バス(株)が担当しているようです。
 や、運転手さんの制服がグレーだったので。
 この路線も最初は空いていましたが、藤沢が近づくにつれお客が乗り込み、最後は満員でした。

 さて藤沢到着後、これより先、神奈中エリアに入るため、一日フリー乗車券の力を借ります。

  

 1000円で一日乗り放題の切符。特に神奈中はちょっと乗るとすぐ500円とかになってしまうので効果は絶大です。

◆No.5 藤沢駅→茅ヶ崎駅 神奈川中央交通、藤08系統

 

 モケットを張り替えたのでしょうか。シートが青くなっています。
 どうでもいいことですが、神奈中の座席はやっぱり赤じゃないとイクナイような気がするのは私だけですか。(笑

◆No.6 茅ヶ崎駅→平塚駅北口 神奈川中央交通、茅06系統

◆No.7 平塚駅北口→本厚木駅南口 神奈川中央交通、平53系統

 ええと、バスの写真が全然無いのはですね、バスにカメラを向けると睨み付ける運転手さんが多いからです。(ぉ
 小心者の私(えー)にとってはかなりハードルの高い難易度なのです。

 この先、田舎に入っていくので本厚木で少し早めの昼食。
 食べ終わった後、バスターミナルに行くと、ちょうど目的のバス(厚02系統)が出て行ってしまったところでした。
 仕方ないのでもう30分待つことにします。まぁ、もしこれに乗れても三ヶ木で1時間待つ羽目になりますけど。

◆No.8 厚木バスセンター→半原 神奈川中央交通、厚01系統

 ひたすら国道412号を走ります。
 車でなら何度も通ったことのある道ですが、こうやってバスで通るとまた違う気分になります。
 姉妹系統の厚02系統は手前から直接半原市街に入りますが、こちらは愛川大橋を渡り、ぐるっと回って半原に行きます。

 

 半原到着。バックは乗ってきたバス、厚木へと折り返していきます。
 ここまでは比較的本数がある路線ばかりでしたが、ここから先は一日数本というレベルになります。
 というわけで、乗り継ぎのバスには時間もありますし、せっかくなので少し回ってみましょう。
 もっとも、ハッキリ言って何もありませんけど。

 

 朝は海を見ていたのに、ここは完全に山の中です。

 

 戻ってくると別なバスが止まっていました。
 が、これは淵野辺駅行きで、目的のバスではないようです。

 更に待つこと十数分。

◆No.9 半原→三ヶ木 神奈川中央交通、三51系統

  

 おー、今回、初めてのワンロマが来ましたわよ、お兄様。
 テレビにハイバックシート、頭当ての白いカバー(ただしビニール製w)が素性の違いを表しています。
 乗り降りの激しい路線で来られると混雑するわ遅れるわで、あまり良いことないのですが、ここでなら大丈夫でしょう。

 次のバスまで数分の乗り継ぎ時間しかないため、三ヶ木交差点の渋滞が少し不安だったのですが特に問題はなく、
 ちょっと早めに三ヶ木の神奈中ターミナルに到着しました。

◆No.10 三ヶ木→東野 津久井神奈交バス、三56系統

 少し前まで休日は運休だったのがいつの間にか復活していた、今回のハイライトと言うべき路線。国道413号を行きます。
 かつて山中の狭隘路だった413号ですが、今ではすっかり整備され快適な道になっています。
 しかしバスは、そんなバイパスには目もくれず、ボディは小さいながらもなかなか豪快なエンジン音をたてて、
 集落のある旧道をウネウネ行きます。

 ちなみに、休日はこの三ヶ木14時30分発が最終バスになります。
 と言っても、一日2本しかありませんが。

 

 車窓から、ますます山深くなってきました。

 

 乗客は私を入れて3人。3人“しか”と言うべきなのか3人“も”と言った方がいいのか、さてさて。

 などと考えているうち乗り換えの東野に到着。
 本当は終点の月夜野まで行って、そこから富士急バスに乗り継ぎ、都留市〜富士吉田〜甲府と進みたいのですが、
 富士急バスの時刻がオフィシャルサイトにも載っておらず、ハッキリしないので、ここで乗換えます。
 もしかすると路線があぼーんされた可能性もありますし、明日は仕事がありますので、
 何もない県境で途方に暮れるのはちょっと勘弁したいですから。

◆No.11 東野→やまなみ温泉 藤野町営バス

 東野のバス停には登山帰りの人達がたくさんいました。それはもう半端でないくらい。(笑
 そんな登山帰りの人達で満員のバスは、幅1〜1.5車線の県道を右に左にカーブしながら進みます。
 惜しいのは、この路線から神奈中が撤退する前に来るべきでした。リエたん(日野リエッセ)ではどうにも迫力がありません。

 

 藤野町営バスの日野リエッセ。
 ナンバープレートが白ナンバーになってますが、決してモグリではありません。
 道路運送法の特認を受けた、いわゆる80条バスです。
 似たようなものに21条バスというのもあります。興味のある方は検索してみてください。

 

 やまなみ温泉バスターミナル。や、ホントにターミナルですよ、これは。(笑

◆No.12 やまなみ温泉→藤野駅 津久井神奈交バス、野05系統

 いよいよラストランナーです。
 やまなみ温泉では空いていたのですが、途中からやはり登山帰りの人達が大量に乗り込み、藤野駅に着く頃には満員でした。
 にしても、本当に元気ですな。登山好きなおじさん、おばさんというのは。

 で、

  

 無事、藤野に着いたー。

 

 ホームから、さっきまで乗っていたバス(奥の方)が見えます。
 ここら辺では中型車がメインのようです。というか中型車しか来ないのかも。

 所要時間は約10時間弱。
 思う存分バスに乗れ、楽しかったものの、さすがの私も充実しすぎて疲れました。
 何事にも度が過ぎるというのは体に良くありませんね。



 え? 誰ですか? 南北に縦断したんなら次は東西で横断しろとか言う人は……

 面白そうじゃないですか。(コラッw




 尚、今回の旅行を行うにあたり、次のサイトを参考にいたしました。
 どうもありがとうございました。

 神奈川バス案内WEB
 京浜急行バスホームページ
 神奈中 時刻表・運賃案内
 藤野町ホームページ



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