悪化がもたらす合併症の恐怖

インフルエンザは高熱が出ることで知られており、毎年冬場になると流行します。普通の風邪と違うところはかなりの高熱が出ること、筋肉痛や全体倦怠がある、腹痛や嘔吐などの胃腸障害が出ることなども特徴です。

インフルエンザは健康な人であれば数日程度で回復していきますが、ときには合併症が起きる場合もありますので、こちらについても良く知っておきましょう。

インフルエンザの合併症についてはまずは肺炎や気管支炎があります。もっとも頻度が起こりやすい症状とされており、治癒したと思っていても発症することがありますので注意が必要です。細菌の二次感染によって起こる場合は再び悪寒や発熱、呼吸困難など様々な症状が起こります。

さらに比較的まれな症状ですが、脳炎や脳症が起こることもあり重症化しやすいのも特徴です。頭痛を伴う意識障害やけいれん、子供の場合はライ症侯群が起こりやすく、喉の痛みや発熱、激しい嘔吐、意識障害や痙攣が起こることもあります。

そのほかでは心合併症が起こることもあり、心不全や不整脈、心筋炎などが起こる場合があります。そのほかでは中耳炎や副鼻腔炎、結膜炎などの合併症が出る場合もあります。

悪化を防ぐためにもインフルエンザは早めの受診が大切です。発症して48時間以内に診察を受け、抗ウィルス薬を処方することでウィルスの増殖を防ぐことができます。安静も大切ですので、無理をせずにしっかり休息を取り、回復を進めていきましょう。