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To Heart2



 18禁ゲームではないけれど、このゲームには18禁がよく似合うというか、Leafに対する無言の圧力と言うことで。

 PS2のゲームでどうせエロもないし、当然ながら寝取られがあるわけじゃない。3,4年前ならともかく、今更この手のゲームは耐えられないだろうと当初は完全にスルーしていたものの、各所の日記を読むうちにどうにも気になってしまい、結局、PS2共々購入。が、ご多分に漏れず「委員ちょすきすきー」でプレイしてしまったため、新品のPS2は埃をかぶる結果に。

 さて、6年ぶりとなった「To Heart」の新作。今回はどのストーリーも基本的にストレート系だが、決して一本調子で飽きてしまうということはなく、同じストレートでもキャラによってかなり雰囲気が変わってくる。例えば、このみシナリオを真ん中ストレートの基本とすると、同じ真ん中ストレートでもやたらと剛速球なタマ姉シナリオ、変形モーションで一瞬変化球かと思わせながらもやっぱりストレートな委員ちょシナリオ、インコース高め、ナチュラルにシュート回転してくる姫百合姉妹シナリオ、左のアンダースローで外角ギリギリを突く、るーこシナリオなどなど(注、全て私のイメージですw)。

 お話がどれもストレートということで「予想を裏切られる展開」というのは無いに等しいのだが、ラスト付近で力が無くなってくるシナリオが目立ったのが残念。個々のイベントでは強烈なものが多くて盛り上がる中盤に対して、ラストは無理矢理にまとめてしまった感じで、全体的に見ると物足りなく感じてしまうのも事実。少なくとも、前作のあかりやマルチシナリオのような感情を激しく揺さぶられるようなお話は無く、ずっとライトな印象を受ける。また、主人公の性格が「女の子が苦手」という設定のせいか、積極的に物事を解決するのではなく、どこか一歩退いた位置にいる、もしくは鈍感で気が付かないため、見ているプレイヤーはどうにもイライラすることが多い。

 とは言え、そんなシナリオの不満を補って余りあるのがキャラの強烈さと激甘イベントの数々。甘ったるいイベントに見ているこっちが恥ずかしくなったりモニタ前を転がり回ったりと、もうこれだけで十分お腹いっぱいになれるのは間違いない。この甘ったるさと、また、前作をプレイしている人ならBGMが一緒ということもあって、懐かしさから来る甘酸っぱさこそが「To Heart2」の大きな特徴であり真骨頂だろう。

 甘さと初々しさと恥ずかしさにモニタ前を転げ回ったり、脳みそをとろけさせるには最適なゲーム。
 が、あまりの甘さに糖尿にならないよう要注意。(え?w




 プレイ中の日記はこちら。

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ガジェット〜GADGET〜



淡い恋心は愛へと形を変えた。だが、狂気がそれを許さなかった。(パッケージより)

 ジャンルの黒い純愛系と、パッケージの売り文句より発する“タダじゃすまされない”という雰囲気に惹かれて発売日に購入。

 何というか微妙というか評価に悩むゲームです。ジャンルに『黒い純愛AVG』とあるため、どうしても頭の『黒い』に意識が行ってしまいますが、このゲーム、普通に純愛系ゲームでしょう。普通のハッピーエンドが多くありますし、少なくとも初回特典の『ガ本特別版』で、シナリオのNATORI烏賊氏が叫んでいる「幼なじみを陵辱したい!」に激しく期待してしまうと思い切りはずします。何せ、女の子達が主人公にラブラブで“主人公の望むことなら何でもしてあげる”状態なため、酷いことをされているという自覚がないのが一番の問題かと。まぁ、『幼なじみを調教したい!』属性の方ならギリギリでセーフかもしれませんが。

 確かに非常に濃いえちシーンとか、あるいは、特にシセルルートでの夫や娘の目の前でやってしまうえげつなさとか、また普通の純愛系で見れば、真帆ルートのエゴレベル弱のお話とか、EXTRA CASE03の切なさ大炸裂な卓也のお話とか、個々で見ると良いシーンは結構あるのですが、それらが最終的に生かされておらず、一本のゲーム、一本のシナリオとしてみるとどうにもちぐはぐで、ちょっと力の入れ所を間違えたような印象を受けます。

 とは言うものの、こういう純愛でありながらダーク、またはダークなのに純愛も混じっていると言うのは個人的に好みですので、もし、またこの路線で出すならば、進化の期待も込めて応援しますよと。


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HEAVEN〜Death Game〜



 デモムービーのあまりにも衝撃的な終わり方に、ついつい吊られてしまい購入したゲーム。
 果たしてそれは吉と出るのか凶と出るのか。

 このゲーム、オフィシャルでは『ハードサスペンスアドベンチャー』とありますが、中身は『ファンタジーRPG』です。主なキャラは日本人ですし、設定も現代のようですが、平気で火、風、土、水属性といった言葉や、木の槍、ライトアーマーといった装備が出てきます。まず、これを頭に入れておかないと、開始5分後、

 人面犬が現れた!
 戦闘開始
 隆、サバイバルナイフで攻撃!
 人面犬に159のダメージ
 人面犬は力尽きた…

 無事勝ちました。
 戦闘ポイントを50取得した!

 なんて展開に目が点になるというか、大笑いしてしまいます。

 さてストーリーですが、十数年前のRPGを彷彿させてくれるような突っ込み所満載の展開です。カマドで煮炊きをしているような絶海の孤島なのに、いきなりパソコンが出てきたり、巨大な火力発電所があったり。イベントも5秒で先が読めてしまうようなベタな展開だったり、正に『行き当たりばったり』という言葉がピッタリくるような感じです。もっとも、細かいところにこだわらなければ、そこそこ楽しめるかもしれません。あまり自信はないですが。(ヲイ

 更に面倒なのが戦闘。ある程度進むとザコ敵は一撃で倒せてしまう反面、ボスキャラはやたらと硬く、しかも、敵、自キャラ共々「○○は華麗にかわした」が延々と続く戦闘はハッキリ言って苦痛でしかありません。アイテムや術はいろいろと手に入りますが、基本的に「攻撃」コマンドだけですみますので、まず使う場面はありませんし、もう少し練って欲しかったというのが本音です。というか、戦闘がもっと面白かったら、まだやる気になったんだけどなぁ。

 で、このゲームのもうひとつのウリである残虐シーン、これはなかなかキツイです。

 首を絞めて殺害は当然として、目をくり抜いたり贓物を引き出したり、手足切断なんてのも平気でやってます。女の子は悲鳴というより最早絶叫という感じですし、しかも、ご丁寧にCGがありますので、耐性のない人はかなり大変かと思います。もっとも、狙わなきゃ見られないイベントも多いですが。

 まぁ、首を絞めることで快楽を得るような連続殺人犯の部屋からこのゲームが出てきたら、ちょっと問題になりそうなモノですね。

 残虐シーンにハァハァしてしまうような人は別にして、お世辞にも人に勧められるゲームじゃないですけど、怖いモノ見たさで興味が出てきたら、やってみるのもいいかもしれません。ただし、それによって生じたいかなる事態について、当方は一切関知いたしませんというお約束を残しておきます。


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着せかえフェティッシュ!



 このゲーム、×なところはいっぱいあります。

 ・クリア順によっては話が強引に感じてしまう。(先にすずな先輩をやると特に)
 ・えちシーンのテキストに工夫が欲しい。
 ・えちシーンのCGが少なく、テキストと合わない。
 ・そのCG、塗りが雑。おかげで白濁液が白いペンキに見える。
 ・選択肢がやたらと多い。
 ・狙ってるキャラと全然関係ないイベントと選択肢で話が分岐。
 ・おかげで難易度高し、特に蜜柑と範子、あ、秋も。
 ・刻人と透、キャラが被っている。
 ・男キャラに声がない。

 と、ざっと考えただけでも出てくる出てくる。(笑

 じゃあ、このゲームがダメなのかというと決してそんなことはないです。話は確かに強引さを感じるところはありますが、ちゃんと作るべきところはちゃんとやっています。例えば、どの話でも主人公は後半にヘタレが入りますが、他のヒロイン達や友人と解決して立ち直っていくあたりの作りは問題なく楽しめます。

 何より、ヒロイン達との会話は楽しいですし、それに思っていた以上に萌え転がり度が高く、例えば、無口無表情な先輩が何気に発する一言とか、前半は凛々しかったのに後半はデレデレになってしまい、最後はバカップル化してしまうクラスメイトとか、凶暴乱暴者なんだけどやたらと甘えてくる幼なじみ、特にフェ(ry)が、途中から少し無理矢理系になってしまい、「お兄ちゃん……もっと優しくしてよぅ」と、泣き出してしまうあたりなんか、久しぶりにモニタ前を転がり回っていたりとか、ともかくそんなゲームですので、期待以上に楽しめたのは間違いありません。個人的なことを言えば、キャラが強烈すぎて微妙に疲れてしまう『つよきす』よりも、楽しんでいたかもしれませんね。

 ポジション的には、『つよきす』の影に隠れてしまった良作、と言うのは褒めすぎでしょうか。


 ただね…………


 何でさ…………


 紫暮さんを…………


 攻略出来ないんだよー。(ココロの叫び


 キャラ的にもったいないというのもあるけれど、お兄さんと並んで主人公と一番奥深いところで関わっている人なわけだし、紫暮シナリオを作ってきちんと説明しないのは片手落ちとしか言いようがないと思います。ここら辺キッチリと補完して欲しいなぁ。

 はい、これが一番の大きな不満と言って間違いないでしょう。




 プレイ中の日記はこちら。

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鎖−クサリ−


 こういうゲームは大好きですが、このゲームを一言で評すると『半端』でしょうか。まず、

 ストーリーが半端

 ギャグのおかげで緊迫感が削がれるとか、襲われた後なのに普通に会話している女の子達とか、いろいろ突っ込みたいところはありますが、それ以上に、各キャラともせっかく腹の中に暗黒面を仕込んでいながら、シナリオであまり突っ込んでいないのは惜しいです。話の途中で説明はされますけど、表面をなぞっただけという感じです。もっと深いところまで入り込んだドロドロな状況にだって出来たはずですし、第一せっかくの設定を生かし切れていません。

 CGが半端

 CGそのものは綺麗です。特にエロCG、涙とか唾液とかあれとかの汁類の描写は素晴らしいです。そしてレイプ目もおっけー。ですが、いかんせん枚数が少なすぎでしょう。エロの方はこれで十分としても、戦闘シーンのCGが殆ど無いというのは問題じゃないかと。テキストやエフェクトで盛り上げようとしていますが、緊迫感を持続させるためには、やはりCGが欲しかったですよ。

 あ、そうそう、一部シーンで立ち絵が合っていないのも気になります。ちはやの口の中に指を突っ込み、げぇげぇ吐かせているのに立ち絵の方はニコニコと笑ったままというのは……

 主人公が半端

 この主人公、あまり強くないです。いや、むしろ弱い。いろいろと手はずを考えるのですが、いざ岸田と対峙すると相手の迫力に押され、びびってしまうため、あまり気持ちよくありません。ですが、これに関してはこれでいいんじゃないかと思います。完全無欠のスーパーヒーローは確かに気持ちいいですが、これだと全てハッピーエンドになっちゃうでしょうから。(え?

 もっとも、壁に埋め込まれた志乃さんを犯すのには、さすがにドン引きましたが。この重大場面でおまいは何をやってるのかと。(笑

 女の子キャラが半端

 うー、もうちょっと萌えさせて欲しかったなと。まぁ、こういうゲームに萌えは不要だとお思いの方が殆どでしょうけど、それには真っ向から反論、むしろ、こういうゲームだからこそ萌えさせて欲しかったのです。前も書きましたが、もし、ゲームの始まりが東鳩2のような学園生活から始まり、ヒロイン達とある程度通じ合うような仲になってからああいう展開になれば、さぞかし痛かっただろうにと思うと残念でなりません。せっかく、それが出来るキャラ達ですし。

 エンディングが半端

 中途半端にハッピーエンドです。もっとこう、終わった瞬間、ドンヨリと滅入ってしまう、後味の悪さがいつまでも引きそうなエンディングが欲しかったですね。恵ENDだけは数が多いせいかそういうのもありますが、他キャラはちょっと物足りないです。


 と、こう書くとボロクソに貶しているように見えてしまいますが、そうじゃないんです。気に入らなかったから×という意味じゃなくて、逆に気に入ったからこそ、もう少し手を加えれば、もっと自分好みになったのにという意味です。普通の学園ものならクリアするのに一ヶ月以上かかってしまう私が、一週間かからずにクリアしたというのが何よりの証拠かと。

 次があるのかは分かりませんが、もしこの路線があるのであれば喜んで応援します。


 ……こういうのを323絵でやってもらいたいなと思ったり思わなかったり。(ぼそ




 プレイ中の日記はこちら。

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