(エロゲとして)ありがちな主人公が、(エロゲとして)ありがちな女の子達に囲まれ、(エロゲとして)ありがちな学園生活を送り、(エロゲとして)ありがちなエンディングを迎える、のかと思いきや、終盤はかなりぶっ飛んだ展開になる作品。ファーストプレイ時、予想もしていなかった話の進み方に、思わず置いてけぼりを食らったのはいうまでもなく。(笑 ゲーム序盤、共通ルートで「お泊まり会」(キャラによってはドライブになる)「誕生日会」や「体育祭」などのハイテンションなイベントが続く。多少、クドサで胸焼けを起こすがゲームに引き込むには充分だし、楽しめる出来。個別ルートに入る中盤はマターリしつつラブラブモードだが、キャラによっては中弛みが激しく進めるのが苦痛に感じる場合もある。サブキャラ達が非常に立っているので彼らが絡んだイベントが欲しく、特に先生二人、ばれたらイケナイという背徳感を感じさせるイベントがあったら良かったのにというのが素直なところ。そして終盤は突如始まるSF的展開。巷では否定的意見が圧倒的多数(笑)。確かに私も最初は目が点になったが、何度かプレイし慣れてしまうと、それほど気にならなくなってしまったので、これはこれでいいのかもしれないと、ちょっとだけ擁護してみる(ぉ。まぁ、もう少し中盤あたりから始まっていれば唐突感は感じずにすんだのは間違いないが……。 あと、この手のゲームとしては、えちシーンは尺が長くエロ声は濃く回数も多く、力が入ってるなと思わせる出来。特に着衣えち、または校内えちが多く占めており、作り手のこだわり(笑)を感じる。ただひとつ、何も考えずに中田氏してしまう主人公くんは今の時代にどうよという気もしなくはないが、ここは若さゆえの暴発といったところか。 CG類、特に背景はとっても綺麗。やたらと細かい温室の中とか、電信柱だけでなく電線まで細かく描かれているのには、正直な話「よくぞ、ここまで」という感じ。また、ところどころ出てくる二等身ちびキャラCGの可愛らしさは強烈。たった2コマのアニメーションなのに、これがまた見事に合っているのだ。ただ、気になったのは夜のシーン、立ちキャラの背後が白く浮かび、どうにもキャラがオーラを放っているように見えてしまうのは違和感大。夜用に色調を変えた立ち絵が欲しい。 シナリオの一部展開を除けば基本的に尖った部分は無く、全体的な出来としては普通のゲーム。でも逆に、普通だからこそ普通に楽しめるゲームなわけで、細かい突っ込みはいろいろあるけれど、キャラは魅力的で充分に萌えは可能だし、あまり肩肘張らず、気軽に“東奔西走スクールライフ”を楽しむのが一番な作品だろう。 プレイ時の日記はこちら。 戻る トップまで戻る |
『ONE2』のスタッフが再集結して作ったゲーム。ジャンルには『学園伝奇AVG』とあるが、唯緒シナリオを除いて伝奇色は薄く、そちらの方に期待すると肩すかしを食うかもしれない。 このゲーム、青山拓也氏が担当した唯緒&叶子ルート、前田辺氏が担当した花&明星ルートの二本に大きく分かれる。前者では青山氏ならではの、きめ細やかな心理描写が特徴。唯緒シナリオでは、唯緒に対する畏れと愛おしさが複雑に入り混じる主人公の心境。また叶子シナリオでは、叶子から告白されるシーン、その後の及川とのやりとり、そして主人公が叶子に惹かれていくあたりの細かい心理描写は見事で、これのおかげでプレイヤーはどっぷりとこの二人に感情移入することが出来る。それ故、その後の展開(※)でプレイヤーは大変な目に遭ってしまうが、ともかく、半端な学園恋愛モノなど足許にも及ばない出来と言っても間違いないと思う。また、中盤で盛り上がるストーリー(プラス、ラストの強引さもw)や、無口……というか無愛想な娘が、ある時を境に急激に可愛くなると言った、いわゆる青山節=i←こういう括り方も特徴)も健在で氏のファンとしては嬉しくなってしまう。 で、もうひとつの花&明星ルート、唯緒&叶子ルートとはストーリーの共通項が殆ど無く完全に別物になっている。こちらのルートでは2ch用語が連発したり、懐かしネタ(「エッチスケッチワンタッチ」にはワラタ)が入っていたりと話はあまりシリアスになっていない。だが、何のために出てきたのか分からない昴とか、序盤にプレイヤーが感じた謎を見事に放置してしまうストーリーとか、抑揚に欠け無駄に長く感じる展開とか、はっきり言って唯緒&叶子ルートと比べて今ひとつの感が強い。いや、もっと厳しい言い方をすれば、ゲーム全体の出来を下げているとも言えるだろう。ただしエロに関してはこちらの方が遥かに濃く、卑語を連発しながらイキまくる女の子(たとえ処女であってもw)や主人公はなかなかのモノ。(笑) システムやCGに関して致命的となるような大きな問題はない。ただ、うちの環境問題だと思うが、プレイ中、CPUの負荷が異常に高くなってしまうのを報告しておく。また、立ち絵のポーズが各キャラ一種類のみというのは減点。表情豊かなキャラが多いのだから、もう少しポーズにも気を配って欲しかったのと、花や朋絵の私服立ち絵が無いというのもどうかと思う。 シナリオライター氏同士での連携がお世辞にもいいとは言えず、結果的に何とも散漫な印象になってしまったのは非常に惜しい。話が全く違うのは構わないが、せめて主人公の性格ぐらいは統一して欲しかったというのが正直な感想である。世間での評価も「中の下」、あるいは「地雷直前」というところまであるが、もし、青山氏が全てのシナリオを担当していたならば、もっと違った評価をされていたんじゃないかと思うと残念でならない。お話の整合性を強く求める人、全ての謎が解決(説明)されなければ気がすまない人には絶対に勧められないが、『ONE2』が気に入っていて、少し辛口なゲームを求めている人ならば、唯緒&叶子ルートだけでもやってみて欲しい。オフィシャルサイト等で公開されている体験版でも、十分雰囲気は分かると思う。もっともこの体験版、終わり方がとってもアレだけど。(笑…えない ※その後の展開 @@ネタバレ反転@@ 叶子シナリオ中、回避不能の鬱イベント。主人公に恨みを持つ男二人が叶子を拉致監禁し暴行するシーン。と、こう書くだけなら他のエロゲと大して変わりはないのだが、上でも書いたように、ここまでの展開ですっかり二人に感情移入してしまっているのと、殴る蹴る、髪の毛を引き抜く、ナイフで斬り付ける、そしてレイプといった容赦のない暴力描写に、鬼畜系に慣れてる私でさえ大まじめに吐き気を感じてしまった。更に、この後も救いのない話が続き、ゲーム序盤、あれほど賑やかで笑顔の絶えなかった叶子だが、一転して悲痛な表情ばかりになってしまうのは何とも痛々しいのである。 プレイ時の日記はこちら。 戻る トップまで戻る |
主人公の名前が私の小学校時代のあだ名と一緒。というのはともかく、このゲームの最大の欠点はCGにある。いや、絵そのものは、多少お尻のバランスが悪いかなと思う程度で塗りも好み(好みは分かれそうだが)なのだが、問題は差分CGが殆ど無いのである。着衣の乱れ、表情の変化は勿論のこと、中田氏するにしてもぶっかけるにしても、汁差分CGすらないのである。この手のゲームで必須条件とも言える『白濁液に汚れていく娘のCG』が無いというのは致命的としか言いようがない。またテキストもあっさり風味。描写があっさりなのは構わないけど、女の子の悲鳴や喘ぎ声まであっさりしすぎなのはどうかと思う。 女の子からすれば主人公はあくまでも『いい人』、でも裏では凌辱グループの一員だったという設定は激しく燃えるだけに非常に残念なのである。 戻る トップまで戻る |
さやか、ともみ、朱美ENDのみの暫定版。 簡単に言ってしまえば、お気軽手軽に女の子の可愛らしさを楽しむゲーム。正に“ギャルゲー”という言葉がぴったり来る作品だろう。各キャラともストーリーは一応あるものの、あくまでも女の子の魅力を引き立たせるスパイスみたいなもので、これがメインになることはないと思う。最近、壮大なストーリーや感動を織りまぜようとして破綻してしまうゲームが多い中、こういう潔さは逆に好感を持てる、と書くのはシナリオライター氏に対して失礼だろうか。 このシリーズをやるのはこれが初めてなのだが、主人公のパラメータも特にひねくれたものはなく、体調に気をつけ(さやかシナリオではそれも不要w)仕事をバランスよく選んでいけば、まんべんなくパラメータを上げていくのも難しいものではない。勿論多少のゲーム性もあるわけで、主人公の「容姿」を上げていくと女の子がコンテストで優勝するのは「どういう意味だ」と笑ってしまったのも事実。 正直、自分の好みからは大きく外れているけど、ちょっと重めのゲームの後には、こういうライト系独特の気軽さは嬉しいもの。三時のおやつに最適と言ったところだろうか。尚、このゲームの後、特にともみENDの直後にOverflowの『Snowラディッシュバケーション』をやると大笑いしてしまうことを付け加えておく。 戻る トップまで戻る |
痴漢モノはそれほど多くプレイしているわけじゃないのだが、このゲーム、肝心の痴漢フェイズが今ひとつ面白くなく飽きやすいのが大きな問題。主人公の痴漢の腕がいいせいか(笑)、どの女の子も反応が似たり寄ったりというか、触りだしてすぐに喘ぎ声を出すため、痴漢という犯罪行為をしていながらイケナイ事をしているという気になれないのが減点。もう少し、何も言えず涙ながらに耐えるキャラとか、あるいは、触り方を間違えると腕を捕まれてBADENDへ快速進行(ぉぃ)な強気系キャラとかの緊張感も欲しかったと思う。また、お触り中はどうしても視点がメーターの方に行ってしまうため、いっそのことメーター類を全て外し、女の子の表情だけで状態を判断する方が良かったかもしれない。もっとも、痴漢行為はあまり面白くなくても、痴漢中の触り方によってルートが変わったり、直後のえちシーンやCGが変わったりと、意外にゲーム性が高いのも付け加えておく。 痴漢後のえちシーンは、とにかくもうエロエロ。チュパ音にグチュ音(笑)、腰を打ち付ける音に加え、セリフ時以外でも途切れない喘ぎ声など、痴漢フェイズの不満を吹き飛ばすエロさで大満足。まぁ、女の子のセリフで猥語が連発されるあたり多少のクドサを感じるが、エロさに貢献していると思えば大きな問題じゃないだろう。正直、普通の恋愛系でもこれぐらいのモノは作ってくれよと、拳を振り上げながら(え?)思ったのは紛れもない事実。 痴漢モノといっても無理矢理なシーンは殆ど無いため、そっち方面を期待している人には勧められないが、恋愛系ゲームに標準装備された『女の子のご機嫌取り』に疲れた人は是非。ご機嫌取りなどしなくても、快楽に溺れ主人公の奴隷と化した女の子が素直に股を開いてくれます。(マテコラw 戻る トップまで戻る |