このゲームを冷静に評価してしまうと『セーブできない不親切なマップ画面』『ラストが尻切れトンボなストーリー』『Alive renewalをやっていないと訳分からないED(一部キャラ)』などなど、とにかく色々と不満が噴出してしまう。が、そんな些細なものは関係無しと、それをさっさと忘れて見れば、あゆは幼なじみ故の理想の妹だし、それを妬む実妹の晶はか−いーし、倫はお約束だし、眼鏡のおねーさんが二人(眼鏡だけなら三人)もいるなどと正にキャラ主体のゲーム。しかも、出てくる男は主人公だけなので完全に『酒池肉林』状態を味わえる楽しさ。 でも、そういうゲームだからこそ女の子の声が欲しかったな。声付きがあまり好きじゃない私でさえそう思うのだから、それを強く感じるプレイヤーも多いと思う。Witchの台所事情を考えるとかなり厳しいのかもしれないけどMilky2には是非、と声を高くしておこう。 そうそう『Alive renewal』で久遠に萌えてしまった人は、このゲームは絶対にやるべき。なぜなら、『Alive renewal』で、久遠が一番望みつつも手に入れられなかった世界がここにはあるから。 |
ルゥEDとシャオEDしか見ていないので暫定版ということで。 ちょっと切なくて哀しいラブストーリー。だけど決して悲劇的な重いものじゃなく、ラストも綺麗なので後味はむしろ爽やか。私がルゥとシャオだけで止まってしまったのは、これだけで満足してしまったからというのが大きい。ハッピーエンドじゃなきゃダメという人にも安心して薦められるゲーム。また、声優さんの演技も熱く、特にシャオのラストなどは、もし声がなかったらもっと醒めた見方をしていたかもと思わせるレベル。ただ、一部キャラで発音が変な部分があるのは気になるが。 絵も綺麗だし全体的に満足できるのだが、ストーリーが終盤近くまで共通、最後の方で分岐するタイプなので、繰り返しプレイするのは少し厳しいのも確か。しかも意外にボリュームがあるためプレイ時間がかなり長く、忙しい人がコンプするには結構時間がかかってしまうだろう。これが止まってしまった理由のその2。 しかし、そんなことよりも一番の不満はルゥとシャオにえちシーンがないことである。(を |
ちょっともの悲しいプロローグから、いきなりオープニングに繋がる流れは非常に巧いと思う。突然流れ出す「♪胸が震える〜」にゲームへの期待感が一気に高まったのは間違いない。 ゲームはプロローグの選択肢でストーリーが決まり、ゲーム本編のストーリーはキャラごとに完全に別物という珍しいタイプ。中にはシナリオによってキャラの性格や設定までも違っていたりして、思わず「その手があったか」状態(笑)。安心して、そのキャラのストーリーを、しかも濃く楽しめるという新しい発見があった、と書くのは大袈裟か。しかし反面、どことなく選択肢に緊張感が薄まってしまったと感じるのは私だけだろうか。安心できる代わりに「さぁ、どっちを選ぶんだい?」といったプレイヤーに突き付けるものが無くなってしまったのは、ちょっとばかり残念。ま、その分ストーリーで『萌え』が強化されているが…。 だけど、ねこねこはいつもそうなのだが、こういう良作がさっさとロットアップしてしまうというのは絶対に納得できない。既に一部の在庫の残りか中古屋でないと手に入らないという状況は、どうかと思うが。 |
選択肢の選び方で純愛系(ハッピールート)と鬼畜系(ワーストルート)に分かれるゲーム。こういうのは、得てしてどっちつかずというか中途半端な印象になりがちなのだが、このゲームにはそれは当てはまらない。特にルカハッピールートの「目を開けたら治ってればいいのに」から美術室の独白と告白にかけてのシーンなどは、胸が締め付けられるような美しさと言っても過言じゃなく、私はこれだけで大満足してしまったぐらいのもの。 逆にワーストルートの凄惨さも負けてはおらず、特に先にハッピーEDを見ていると、その後味の悪さは鬼畜系が好きな私でさえ強烈なもので、下手すると夢にまで出てくるのではないかと思えるほど。もっとも、一部のシナリオでは主人公が勝手に突っ走るので、プレイヤー側が醒めてしまうというのもあるが…。 CGで多少等身のバランスが悪いというのもあるが、こういうゲームが埋もれているのは絶対に勿体ない。先日、3800円の廉価版が出た(BGMデータに不備があって現在回収中)ので、是非とも手に取って、そしてプレイしてもらいたいゲーム。こういう言い方は制作者に失礼だけど、鬼畜系がダメな人でもハッピールートだけで充分元は取れると思うよ。 |
1章まるごと先行配布、発売直後の回収騒ぎ、中古価格の高騰など、いろんな意味で2001年一番の注目作。 第1章はちょっと臭めの青春ドラマ、第2章はメロドラマ風に味付けされたそれは、正にage自ら言う『多重恋愛ADV』の名に恥じない出来。特に「全員揃ってのハッピーエンドはない」と豪語するあたり、プレイヤーにとっては全編にわたり痛い展開が続く。更に選択肢ではプレイヤーに突き付けるものが多く、中には答えは分かっているけど、こんなの選べねぇと叫びたくなる(いや、実際叫んだw)ものまであるという極悪さ。それ故に選んだヒロインより、むしろ選ばれなかったヒロインの方が心に痛く残ってしまう。特に水月EDでの遙などは涙なしでは語れなくなってしまうほど…。 シナリオによっては主人公のヘタレな性格に付いていけず、どうしても一線を引いてしまいたくなるが、実際にあんな状況に陥ってしまえば、それも仕方ないことなのかもしれない。というよりも選ばれなかったヒロインの痛みを大きくしているとも言えるかも。 2001年8月がこれ一本しかプレイしていないのは、1シナリオがとんでもなく長いというのもあるが、他のゲームを全くやりたくなくなってしまったというのが大きい。水月EDを最後にしたおかげで、しばらく放心状態になってしまい、何らかのリハビリが必要になったことを付け加えておこう。まぁ、それだけの作品といっても良いかもしれない。 |
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